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投稿日時: 2011-03-28 13:19:27

こんにちは、広島市の個別指導Zealの塾長山本ヒサオ'です。


よく生徒や保護者の方から、

「勉強は1日何時間すればいいんですか?」とか、

「問題集は1日何ページ進めればいいんですか?」

なんていう質問を頂戴しますが…これらの質問、自分には正直どうもピンとこないんですよ。


これらはきっと、「昔、勉強に苦労なさった保護者の方や、そのお子さん」

から寄せられているのではないかと思います。

あ、私も実際そうでしたからよくわかります。


多分なんですが、その方々は

「いくらやっても追いつかないくらい、勉強とは途方もない分量をやらなければならないもの」

というイメージを、お持ちになっていると思うんです。


しかし、実際には違います。「試験勉強」とは、そこまで大変なものではないのです。

つまり、勉強とは、範囲が決められている限り、実は「楽チンなもの」なのですね。


では、実際に「試験勉強を効率よく進めるには、どうやってすればよいのか?」


結論から言いましょうか?


試験勉強とは、今も申し上げたように、「もともと範囲が決まっているもの」ですから、

その全部の範囲の勉強を先に「ざっとでいいから」やっておいて、それから、どうやっ

て得点をビルドしていくかを考えていけばよいのです。


…と書くと、あっさりしすぎているので、もう少し具体的にお話ししましょう。




例え話をします。


クラスで一番の秀才A君と、ビリから二番目のB君が、中間テスト当日の朝、黒板の

前で話をしています。


B君「A君、君は昨日、何時間勉強したの?」


A君「オレ?そうだな〜、ま、30分くらいかな?」


B君「ええ?ちょ、ちょっとからかわないでよ!クラスでビリから二番のぼくでさえ、昨日は

 10時間も勉強して、ようやく試験範囲が終わったのにい〜…」


A君「別にからかってなんかいないよ。本当にそれだけしかしてないんだよ!」


B君「…身体の調子でも悪かったのかい?」


A君「いや、全然そんなことないよ。いつもこんな感じかな?あ、先生来たみたいだね」




チャイムが鳴り、試験が開始されました。




B君「あ〜、なんか全然思い出せないや〜、昨日あれほど頑張ったのにな〜!」


A君「いつも通り楽勝だなあ、コツコツやってて良かった〜」




…とまあ、これって「よくある話」なんですが、この日本全国どこにでもありそうな状況は、

つまり、こういうことなのです。


B君は「短期記憶型」の勉強だから忘れやすい。(定期試験対策向け勉強法。いわゆる

「一夜漬け」!)


A君は「長期記憶型」の勉強だから、忘れにくい。(広範囲から出題される入試対策コツ

コツ型勉強法。こちらは本格派)


A君の長期記憶型の「コツコツ型勉強法」でやれば、将来の各種国家試験にも間違い

なく合格します。というか、こないだウチのアシスタントがこのやり方でやって、無事

「医師免許」を獲得しました。


では、そのコツコツとした勉強の、具体的方法とはどんなものなのでしょうか?




それは、


最初から一つ一つ丁寧にやらないこと、とにかく、最初は「ざっと」試験範囲全体を確か

めるように、例えば何かの問題集を使って


「何%くらい自分はできていないのか?」


を把握することなのです。(「何%できているか?」ではなく、「何%できていないか?」です)


たったこれだけ。ミスを全て目の前に、まずは「並べてやる」だけなのです。




つまり、世の中の秀才君たちは皆、「リアリスト」なんですね。どんなにできていなくても、

まずは現状認識からスタートしようとします。最初のテストの結果、たとえ半分しか取れ

なくても、彼らは「まったく気にしません」。


せいぜい、(いよいよ試験勉強が始まったなあ〜)くらいにしか思わないはずです。


さて、「勉強の材料(自分のできなかった部分)」が見つかれば、そこからはコツコツした

「単純作業の日々」です。


できなかった部分だけをピックアップして、そこだけを何度もコツコツやっていきます。最初

にやって、すでに合っていたところは二度としません。やっても、試験直前に一度さらっと

「全体テスト(時間がない場合、目で追うだけでテストし、自信がないところだけは書き出し

ておく)」を実践すればオーケーです。


逆に、最初に合わなかったところは、何度もやり直します。


例えば最初にやったときに、全範囲の50%の部分がミスだったら、次にはその残りの50%

(全範囲の25%)ができるように、A君は頑張り続けます。


こういう、「計算しつくした上でのコツコツ」が大切だと思うのですね。B君との「やみくもな努力

」とは、このあたりが違うのです。




つまり、A君はこの段階で


最初の50%+2回目の25% =75%の正答率


を手に入れているはずです。




この作業を、さらにもう一度(残り25%の半分を)やればどうでしょうか?


最初の50%+2回目の25% +3回目の12.5%=87.5%の正答率


と、ほとんど9割近く取ることが可能になるのです。




B君はおそらく、このやり方「半分ずつ正答率を上げていく方法論」(しかもミスは何回も

自動的に復習している!)を知らず、


最初から膨大な範囲全体を「まんべんなく時間をかけてじっくりやろう」と考えてしまった

に違いありません。それで、いつも試験ギリギリになってしまう。



(※最初にどんなに自信がなくてもA君のように「全体の通しテスト」をやって、ミス部分を、

試験勉強前にあらかじめ選別することがとても大切です)



記憶力の多少良い子なら、それでもなんとかカバーできますが、ビリから二番目の彼に

は「全体を一度で完璧にこなす」のは、おそらくムリでしょう。


また、定期試験レベルの範囲なら、ちょっと記憶力が良いくらいでも「一夜漬け」で点数

は取れますが、入試では…やっぱり難しいでしょうね。


まずは全体を「ざっと」やってみる、次にミスを半分ずつ消していく、それを繰り返しやる、

そういう「コツコツ」をやると…


試験前日には、数パーセントしか残っていない「ミス部分の洗い直しだけ」をすればいい

ようになっているのではないでしょうか。


A君のような、最初から復習の手順を計算した「コツコツ型勉強法」では、ミス部分を何度

か繰り返し復習することになるため、暗記したものはやがて「長期記憶」となり、試験前日

にはそのうちの「取りこぼしの確認しかしない」ことになります。…だから直前の学習時間

は30分程度しかかからなかったのです!


私が日頃から指導している学習法は、実際にこんな感じです。ぜひ皆さん、参考になさっ

てくださいませ!




 


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