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全般 : 音読の効用音読の効用
投稿日時: 2011-08-24 21:47:08

みなさん、こんにちは。徳島市のウィル学習塾の十川です。

 

勉強って黙ってするものだと思っていませんか?ひたすら英語の教科書の本文を黙って

読んでいる人,いませんか? 黙って漢字の書き取りをしていませんか? 国語の教科

書に入っている文を,黙読していませんか?


私も若い頃は,黙読のほうが音読より優れていると思っていました。口に出して読んで

いると,スピードが遅いんですよね。わざわざ口に出して読むなんて,幼稚園児のする

ことだと思っていました。


確かに黙読ができることは大切です。声に出さないと読めなかった幼児が、読む力がつ

いてくるにつれて,黙読が可能になってきます。


だけど,学校の勉強に限って言えば,声に出して言うことにはすごく意味があるようです。

たとえば,新しい英単語を,英語の先生が発音してくれたとします。何度も何度も先生の

まねをして口に出して繰り返したら,家に帰っても思い出せますが,頭の中だけで「ああ,

ポリューションと読むのだな」と思っただけでは,家に帰ったときに忘れていて思い出せ

ない可能性が高いのです。


単語や漢字の練習をするときも,「ポリューション、ポリューション、ポリューション・・・」

とか,「あやうい,あやうい」と読みながら書くといいみたいです。それから数学ですが,

単純な計算のときにもちゃんと口に出していると,「はちくしちじゅうし・・・あれ?

(8×9=74?)」と,間違いに気づきます。黙ってやっていると平気で計算ミス,やり

ます。8×9=74と書いて平気で続けていきます。特に単純計算では,口に出していうこ

とは効果があります。社会や理科などの問題集の復習にも使えます。声に出すと覚えるのが

絶対早いのです。


最近,右脳の働きや左脳の働きやそれを統合する海馬(かいば)や,前頭葉の働きについて,

クローズアップされることが多いですね。なにもかもが科学で証明されるとは思いませんが,

音読すると,黙って考えている以上に,脳のあちらこちらが刺激されているようです。勉強

するためには,できるだけたくさんの器官を総合的に使うのがよいのです。


たくさんの器官といえば,たとえば「手」・・・鉛筆を持つ,書く。「目」・・・教科書の

文,自分の書く文を読む。「口」・・・文を声にだして読む。「耳」・・・読んだものを聞

いてもう一度頭に入れる。・・・等々です。




余談になりますが,鼻というものも大事な器官です。昔に覚えたにおいというものは,忘れ

ていないらしいですよ。なつかしいにおいを匂うと,そのときの情景すべてが脳によみがえ

るとまで言われています。 英単語を覚えるときに,カレーのにおいをさせていたら,カレ

ーのにおいをにおうだけで,単語が思い出せるかも・・・・です。誰か実証してみてくださ

い。


というわけで読む・書く・音を出す・聞く・考える・・・・。人間の脳は多様に働いていま

すからそれらを駆使して,勉強の効果をあげましょう。




※ポリューション・・・pollution(汚染)   あやうい・・・危うい




 

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