社会の学習法  >  社会は暗記する(だけの)教科ではない!

こんにちは。神奈川県相模原市の公立進学塾青木学院の塾長、満森です。




今日は小学生・中学生向けの社会の学習法についてお話しします。


皆さんは社会の学習を「ただ憶えるだけ」と思っていませんか?

得意な人はさておき、苦手な人はその考えを変えてみて欲しいです。


具体的には、以下の二点です。

1.個別に暗記するだけでなく、まとめてつなげて憶える。

2.出題される形式で訓練する。




まず1.について。


一問一答形式は暗記の初歩としては重要です。

青木学院でも生徒諸君に頑張ってもらっています。


しかし、それだけでテストの点数や学ぶ脳の育成につながりやすいでしょうか。

そんなことはありません。

しっかりした先生方の作られるテストほど、一問一答形式の比重は下がります。

定期テストや入試で出される問題は、知識を複合させて解く必要があるのです。


たとえば、


問一 (1)江戸幕府を開いて300年にわたる江戸時代の基礎を作ったのは誰でしょう。


このような単純な問題はあまり出ませんし、成績を上げるポイントにもなりません。

もちろん正解して欲しいですが、その上を意識して勉強して欲しいのです。

それよりも


問二 (2)江戸幕府を開いた人物に関連するのは次の(あ)〜(え)のどれでしょう。


(あ)兵庫の港を整備し、宋との貿易を行った。

(い)勘合符を用いて明との貿易をすすめ、幕府を豊かにした。

(う)東南アジアと貿易をするための朱印状を発行した。

(え)海外の日本人が帰国することを禁止し、鎖国を行った。

このような問題の方が子どもたちの成績を左右します。


点数で60点台より上になかなかいけない生徒たちにとっての関門ですね。




上の例のように出来事・社会状況・人物に関連して問題が設定される場合が多いです。

また、生徒諸君の正解率が落ちるのもそれらの問題です。

これを解決するには、暗記の前に知識を関連づけてとらえる作業が有効です。


たとえば、自分が暗記したい範囲を簡単な図に表すのがわかりやすいです。

マインドマップなどがいい参考になります。

中学生の歴史などなら、大体教科書の見開き1〜2つをまとめるのが適量です。

ポイントは図でまとめることであり、箇条書きや文章にしないことです。

視覚的にイメージで覚えやすくすることと、余分な情報を減らすことがその理由です。


B4のコピー用紙やノートの見開きなどのように広いスペースを用意します。

その中央に、今回まとめるテーマを書き込みます。

テーマの周囲に教科書の太字事項・図表で示されていることを書き込みます。


そして、それらに関連する説明のキーワードを書き込みます。

関係のある事柄についてはそれらを線で結んで印象づけます。

最初に作るときはやや空白が目立つかな?という程度でよいです。

学校や塾の授業、自分が自習したときに新しく知ったことを後から足していきましょう。

そのときも、すでに書き込んであることと関連づけていくことを忘れずに。




さて、2.についてです。


出題される問題の方式を意識するとはどういうことでしょうか。


これは「文章だけで問題を考えない」ということです。


定期テストや入試には、年表・地図・資料を読んで答える問題も出ます。

文字の一問一答だけに頼った学習では、これらの読み取り問題が苦手になります。

つまり、単純な暗記だけでは点数が伸びなくなるわけです。


では、これはどうやって鍛えるのがよいでしょうか。


一番は学校の先生がそこを意識した授業をやってくださっていることです。

が、大人数の生徒たち相手にそこを密着してはやりにくいことでしょう。

そこで実戦形式の問題集で対応することと塾などでの学習が有効です。

(もちろん1.の手順である程度の知識を身につけた上で初めて効果が出ます。

まずはしっかりと関連づけて覚えることが第一歩ですよ!)


生徒にとってのつまずきのポイントを克服するためには、人力が必要です。

そのために学習塾とそのスタッフを利用してもらえればうれしいです。




このように、社会の学習は決して暗記のみによって達成できるものではありません。

なぜ覚えればよいという誤解が生じるかは、「実際の問題を見ていない」からでしょう。


次のテストの点数を上げたいと思ったらまず、前回のテストの問題を見直してみましょう。

そうすれば自分のやらなければいけないことが分かってきます。


これはすべての教科に共通することですので、ぜひ忘れずに!

社会はテストに必要な知識が、毎回全く異なります。

それだけにしっかり学習すれば一発で得意教科に出来るのです。


ぜひ皆さんも社会を得意教科にしましょう。


 

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